開戸日記

カクコト・イイコト

「エンジニア不足しているんで絶賛募集中です!ただし経験者のみで」という矛盾

ウォンテッドリーを見る機会が多いのですが、エンジニア募集を見てみると熱烈にエンジニアを募集しているのにも関わらず「経験者」を強く求めているなぁ…と感じます。

ウォンテッドリーといえばスタートアップ企業が多く求人しているのが特徴で、お金がなくともスピードを求めるスタートアップ企業なら尚更のことエンジニア経験者を強く求める傾向にはあると思うんです。

ただ、それが他の大企業でも経験者募集です。いや、たしかに経験者居てくれた方がいいけれど、エンジニア不足が叫ばれている中一からエンジニアを育てる気概はないのかよ、と思います。

世の中にはエンジニアになりたい人間は山ほどいると思います。たしかにエンジニア難しそうと感じる方もいますが、だったら何でプロゲートはあんなに伸びているのか、それは裏返せばプログラミング学びたい層が多いと感じられるからでしょう。

ただプログラミングを学ぶのはお金がかかります。プログラミング塾でも1ヶ月安くて50000円以上。高いところだと30万円くらい取られます。

ただ先ほど紹介したプロゲートなら980円月額、また本を購入すれば2千円くらいの出費で済むでしょう。ただ問題となるのはモチベーションです。ここで続くか続かないかが分かれてきます。それにプログラミングは1ヶ月学んだところで大して身につきません。

だったら長期的に学べるところへ高い金払った方がいいのかも…よりエンジニアになる人が少なくなりそうな悪循環な気が。入り口が狭いと経験者の価値はもっと高まりそうですね。

エンジニア不足が叫ばれている中、もっと未経験でもエンジニアとして採用して一から育てればある程度改善されていくのではないでしょうか?

それに経験者ばかり必死こいて採用募集をしても、エンジニア初心者には入り口が狭過ぎます。初心者も積極的に応募しかける世の中になっていけば、今のエンジニア不足の現状が変わっていくのかもなぁ…とエンジニアでもない自分がボヤいています。

いっそのことエンジニアだと嘘ついて入社した後から「本当は未経験です」というのは?

たしかBASEの鶴岡さんは未経験のままエンジニアとして入社したと述べていた記憶があります。これくらいチャレンジ精神がないとエンジニアなんてやってられないでしょう。分からなけど。


なんだろう、どこも経験者を求めすぎる傾向にあるのではないのかな、と思います。不足していますとか言っている割に自社で教えていく気合いはないのかよ、とも。

採用はスキルより人を見るとも言いますが、エンジニア…デザイナーもそうかな?そこだけはスキル重視すぎる傾向が強いなぁと。

たしかに未経験は足引っ張るからね。
そんなにエンジニアやデザイナーになりたいのなら学校行って必死こいて学べよ!と怒られそう。いや、だからそうすると金が…むむ、何とも言えない矛盾感。

世の中にはエンジニアになりたいと思っている未経験、初心者が多いのだから企業側が門戸を開いて教えながら育てていく、そして副業解禁してスタートアップに副業として関わってもらうことでエンジニアのスキルが上がり、スタートアップのエコシステムもより加速する。

こういう流れにはならないのかな?
あ、大企業ばかり求めすぎるか。スタートアップや普通のベンチャー企業でもいいかもしれないけど。むずいかな…


なんか…違和感を感じたので文章にしてみました。久しぶりにまとまらない文章を書いた。以上。


P.S.あと求めるスキルも高くね?とも思う。それがインターンにも求められるから、大変だよね。

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