コロプラが上場企業株を投資対象としたファンドを設立

2018年8月22日に、コロプラは上場企業を対象とした「コロプラネクスト上場株1号ファンド投資事業組合(仮称)」の設立後、出資するとの旨を発表しました。

出資規模は20億円規模。出資比率は99.94%をコロプラが行い、コロプラの特定子会社になります。

設立は9月上旬を予定しており、出資金額の払込日は9月下旬を予定しているとのこと。

業務執行組合員にはコロプラネクストの人材が関わるとのことで、コロプラネクストが行なっているスタートアップへの出資の延長線…？

コロプラネクストといえばスタートアップに数多く投資しており、最近ではVRへの投資も米国・国内で加速しています。今回の上場株への投資事業も並行して行うということ？

2017年に6号ファンドを新たに設立しており、お金は余ってそう…なのかな？

またコロプラといえば近頃調子が良くないことを聞きます。3Qの決算説明では売上高330億(13.5%減)、営業利益は50億(48.6%減)と芳しくない報告を行なっています。

ただ新入社員が増えてコロプラ全体の人員が増えたり、白猫プロジェクトと白猫テニスが予想以上に好調だとか。

最近の任天堂の訴訟も気になります。
44億円の損害賠償と「白猫プロジェクト」の配信停止を求めるダブルアタック。決算を見ると白猫プロジェクトはまだまだ大きな収益源という感じがしますし…実現されればキツイ。

お金はあるけど使い道がない？
または新規事業への伸び悩み？VRはまだ波が来ないのかな…？

コロプラといえば企業としてVR関連のコンテンツへ積極的に投資しています。さらに子会社の360ChannelではVTuberを行うなど流行も抑えています。VR関連の特許も100件以上取得している程。

新たな稼ぎ柱としての金融事業か…個人的な興味だけど、上場企業への株投資って、企業としてどうやるんだろう？デイトレーダー的な？株主総会にも出席するのかな、コロプラが。投資領域も気になる。

にしてもゲーム企業が投資ファンドを設立するというのは面白いですね。スタートアップへの投資ファンドを設立するのはよく聞きますが。

ゲーム企業から投資企業へチェンジ？
それはないか…以上。

詳細は以下より
上場企業株への出資ファンドについてPDF

開戸日記